戦後の昭和25年(1950)8月10日に
全国の老舗菓子店60軒の主人が集まり、
設立しました。
当時の日本はまだ統制経済下にあり、
たとえ菓子店であっても砂糖や小豆などの
入手が難しかった時代。
組合をつくることで
政府との折衝ができるようになり、
砂糖や小豆などの特別に配給された菓子材料が
加盟店に配られました。
そして結成から3ヵ月後の
11月10日から19日までの10日間、
東京日本橋の三越百貨店1階中央ホールにて
「全国銘菓復興展示即売会」を
開催することとなりました。
この催しが大反響を呼んだのは
言うまでもありません。
そして、これが、
今日まで三越の毎春恒例の催事として
続いている『全国銘菓展』の始まりです。
お菓子は、平和と文化の象徴です。
これからも「全国銘菓」の各店は、
皆様に喜んでいただける
おいしいお菓子をお届けしてまいります。
*社会の出来事
- 昭和15年(1940)
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経済統制が始まり、のちに全国銘菓の母体となる
「全国大口自家製餡組合」が設立される。昭和20年(1945)終戦
- 昭和25年(1950)
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8月10日、「全国銘産菓子工業協同組合」設立 11月10~19日、日本橋三越で
『全国銘菓復興展示即売会』開催「全国銘菓展」の始まり
- 昭和27年(1952)
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砂糖、雑穀類の全面的統制解除
*羽田空港が東京国際空港として開航。ラジオ『君の名は』
- 昭和33年(1958)
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万国菓子博覧会(ブリュッセル)に組合で共同出品し、金賞受賞
*東京タワー完成
- 昭和34年(1959)
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国際菓子博覧会(ロンドン)に組合で共同出品し、金賞受賞
*明仁親王殿下と正田美智子さん(現上皇ご夫妻)御成婚
- 昭和35年(1960)
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浩宮様(今上天皇)ご誕生慶祝・全国銘菓創立10周年記念
「宗家好み全国銘菓大会」開催。五流宗家の家元による大茶会を催した
- 昭和36年(1961)
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日米親善のため催された「日本全國銘菓展」(ホノルル)に共催
*米、ケネディ大統領就任
- 昭和39年(1964)
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組合機関紙『全国銘菓』創刊
*東京オリンピック開催、東海道新幹線開業
- 昭和43年(1968)
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機関紙『全国銘菓』を廃刊し、季刊の広報誌『あじわい』創刊
*三億円事件、学生運動激化
- 平成8年(1996)
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第50回記念『全国銘菓展』開催。常陸宮華子妃殿下ご来臨
*流行…ポケモン、たまごっち、プリクラ、アムラー、ロンバケ
- 平成11年(1999)
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『あじわい』リニューアル
*携帯電話、PHSの加入台数5000万台突破
- 平成22年(2010)
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5月13日、組合創立60周年を記念し、京都・上賀茂神社にて献菓祭、記念式典。
式典後には祝宴を催した。
- 令和2年(2020)
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全国銘産菓子工業協同組合創立70周年
- 令和3年(2021)
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3月2日(火)~7日(日)、「第75回 全国銘菓展」開催
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第1代
堀川 勇 (日本名産)
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第2代
大島 清治 (両口屋是清)
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第3代
竹原 二郎 (山陰堂)
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第4代
大島 清治 (両口屋是清)
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第5代
岡本 善右衛門 (総本家駿河屋)
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第6代
中村 民三 (二ッ井戸 津の清)
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第7代
諸岡 謙一 (米屋)
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第8代
久保田 雅彦 (豊島屋)
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第9代
武田 修一 (廣榮堂)
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第10代
村岡 安廣 (村岡総本舗)
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第11代
久保田 陽彦 (豊島屋)
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